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南信州・自社畑産のプティ・マンサンを用いて、皮と種を一緒に発酵させる「醸し発酵」により作った白ワイン。アプリコットや桃、マンゴー、はちみつのような甘さを感じる香り。上品で心地よい果実味と甘み。生き生きとした酸が余韻まで長く続きます。新鮮かつ繊細でありながら、複雑さと厚みを併せ持つ甘美なスタイルのワインです。
果実酒 白ワイン やや甘口
原材料名:ぶどう(松川町、高森町 自社畑産) / 酸化防止剤(亜硫酸塩)
ぶどう品種:プティ・マンサン 100%
収穫年:2023年
内容量:750ml
アルコール分:10%
GI長野 第11回認定ワイン
https://www.pref.nagano.lg.jp/jizake/sangyo/brand/nac/documents/20240206_47th_gi11st_wine_result.pdf
===== テクニカルデータ =====
【栽培】
植栽密度は植間1.5m、列間2.5mと、高密度な植栽はせずに、ダブルギュイヨとコルドンを適宜組み合わせた仕立てを実施しています。当園では、あまり房の大きさが大きくならずに程よい凝縮感のある果実が採れます。収穫時期を考慮して、糖度と酸度のバランスの取れた味わいの果実が収穫できました。
【醸造】
ぶどうの選果は畑にて済ませ、除梗破砕機にて除梗破砕を行ったぶどうをタンクに入れます。ノンサッカロマイセスの酵母(選別された野生酵母)を添加して72時間発酵させ、その後にサッカロマイセスを添加して、更に発酵を進めますが、比較的低温にしてゆっくり進めていきました。10日後に搾汁を行いました。後発酵とMLFを行っています。カートリッジフィルターを用いて精密ろ過を行い、残糖を残したスタイルにしてあります。亜硫酸塩は瓶詰時にわずかに入れてあります。冷却処理を行っていないために酒石が発生しますが、品質に問題はありません。
【データ】
[畑の所在地] 長野県下伊那郡松川町自社畑:標高820m、高森町:標高750m
[栽培方法] 垣根式 植間1.5m 畝間2.5m
[形状、地質] 東向きの緩斜面 多腐食質普通非アロフェン質黒ボク土
13万年前~1万2千年前の頃に、河川によって土砂が堆積して形成された土地である。同時に火山灰が降り積もってつくられた土壌である
[品種構成] プティ・マンサン 100%
[樹齢] 4~8年
[収穫日] 2023年10月30日
[発酵前処理] 除梗、果粒の破砕
[一次発酵] ステンレスタンク発酵 13℃~16℃
[二次発酵] -
[酵母] ノンサッカロマイセス(選別された野生酵母)、サッカロマイセスの混合発酵
[補糖] なし
[補酸] なし
[MLF] 450Pre AC
[清澄剤] あり
[熟成方法] ステンレスタンク熟成
[フィルター] 0.45μ カートリッジフィルター
[瓶詰日] 2023年12月4日
[生産本数] 137本
[酸化防止剤] ピロ亜硫酸カリウム
[相性のよい料理] 中華料理、鶏肉のソテー、ブルーチーズ、フルーツタルト
[飲み頃] 2024年~2030年