自社畑産のヴァージニアクラブのみで醸造。ストローイエローの色合い。ピンク色のりんごの花の香り。りんごの蜜のような甘さと、爽やかな酸味があり、余韻にはわずかな苦みを感じる、豊かな味わいのシードルです。瓶内二次発酵。 果実酒 発泡性 やや辛口 原材料：りんご（松川町産）／酸化防止剤（亜硫酸塩） 品種：Virginia Crab 100% アルコール度数：8% 内容量：330ml 長野県原産地呼称管理制度（NAC）第34回 認定シードル https://www.pref.nagano.lg.jp/jizake/sangyo/brand/nac/documents/20240206_34th_cidre_result.pdf ＝＝＝＝＝ テクニカルデータ ＝＝＝＝＝ 【栽培】 樹齢3～5年の自社畑産りんご、ヴァージニアクラブ。矮化栽培で育てています。栽培実績や情報が少ない品種のため、この地に適するのか？この栽培方法で適しているのか？を含めて、試行錯誤しながら栽培しています。 【醸造】 水を張ったステンレスの桶の中で軽くりんごを水洗いし、同時に最終選果を行います。その後、りんごをクラッシャーに入れ、細かく破砕します。破砕されたりんごをポリエチレン製のメッシュの袋に20㎏ずつ詰めます。それを垂直型バスケットプレスにて搾汁します。搾汁された果汁に酵素を加え、きれいな果汁となったところで酸味を活かせるシードル用酵母を添加し、低温（6～10度）にしてゆっくり発酵を進めていきました。適宜、発行助剤を添加しています。MLFは行っていません。澱引きと濾過を行い、壜詰めしました。亜硫酸塩は醸造開始時に50ppm入れています。 [畑の所在地] 長野県下伊那郡松川町　自社畑　標高720ｍ [栽培方法] 矮化栽培 [形状、地質] 東向きの緩斜面　多腐食質普通非アロフェン質黒ボク土 13万年前～1万2千年前の頃に、河川によって土砂が堆積して形成された土地である。同時に火山灰が降り積もってつくられた土壌である [品種構成] 醸造用品種 Virginia Crab 100% [樹齢] 3～5年 [収穫日] 2023年9月 [発酵前処理] 洗浄、破砕、搾汁 [一次発酵] ステンレスタンク発酵 [二次発酵] 壜内二次発酵 [酵母] X-arom [補糖] なし [補酸] なし [MLF] なし [清澄剤] なし [熟成方法] 壜詰め後セラーにて熟成 [フィルター] あり（10μ） [瓶詰日] 2023年12月1日 [生産本数] 658本 [酸化防止剤] ピロ亜硫酸カリウム（醸造開始時：50ppm） [相性のよい料理] バーベキュー料理 [飲み頃] 2023年～2025年