original
20歳未満の飲酒は法律で禁止されています
自社畑産の醸造用りんごのみで醸造。ストローイエローの色合い。イチジクやドライアプリコットのような甘く華やかな香りに、フェノリックでファンキーな香りも。ほのかな甘み、爽やかな酸味があり、余韻にはわずかな苦みを感じる立体感のある味わいです。野生酵母発酵、酸化防止剤は無添加。瓶内一次発酵。
果実酒 発泡性 やや辛口
原材料:りんご(松川町産)
品種:McIntosh、Cox’s Orange Pippin、Dabinett、Yarlington Mill、Tremlett’s Bitter、他
アルコール度数:6%
内容量:330ml
「Japan Cider Cup2023」トラディショナルサイダー(甘口)部門 Gold 金賞(2022年ヴィンテージ)
https://www.japancidercup.com/ja/results-2023/
===== テクニカルデータ =====
【栽培】
樹齢3~5年の自社畑の醸造用品種のりんご。矮化栽培で育てています。栽培実績や情報が少ない品種のため、この地に適するのか?この栽培方法で適しているのか?を含めて、試行錯誤しながら栽培しています。
【醸造】
水を張ったステンレスの桶の中で軽くりんごを水洗いし、同時に最終選果を行います。その後、りんごをクラッシャーに入れ、細かく破砕します。破砕されたりんごをポリエチレン製のメッシュの袋に20㎏ずつ詰めます。それを垂直型バスケットプレスにて搾汁します。搾汁された果汁に酵素を加えて、数日後にデブルバージュ(果汁清澄)を行います。自然に発酵が始まるのを待ち、野生酵母のみで発酵を進めていきました。亜硫酸塩は無添加です。わずかな糖度を残した状態で壜詰めを行い、壜内で引き続き発酵させました。
[畑の所在地] 長野県下伊那郡松川町 自社畑 標高720m
[栽培方法] 矮化栽培
[形状、地質] 東向きの緩斜面 多腐食質普通非アロフェン質黒ボク土
13万年前~1万2千年前の頃に、河川によって土砂が堆積して形成された土地である。同時に火山灰が降り積もってつくられた土壌である
[品種構成] 醸造用品種 McIntosh、Cox’s Orange Pippin、Dabinett、Yarlington Mill、Tremlett’s Bitter、Farmese、Porter's Perfection、他
[樹齢] 3~5年
[収穫日] 2023年9月
[発酵前処理] 洗浄、破砕、搾汁
[一次発酵] ステンレスタンク発酵
[二次発酵] -
[酵母] 野生酵母
[補糖] なし
[補酸] なし
[MLF] なし
[清澄剤] なし
[熟成方法] 壜詰め後セラーにて熟成
[フィルター] なし
[瓶詰日] 2023年10月12日
[生産本数] 999本
[酸化防止剤] なし
[相性のよい料理] ガレット、カマンベールチーズ
[飲み頃] 2023年~2025年